大学で電気工学を専攻していた時、偶然触れた一台のカメラをきっかけに、写真と映像の魅力に引き込まれました。カメラの機能を学びながら、どうすればより良い写真を撮れるかを日々考えていたところ、韓国の男性なら避けられない軍隊の服務を経験することになりました。軍生活の中で、見慣れない環境や新しい風景に触れるたびに、それらをどのように写真に収めるかを常に考えていました。この経験を通じて、私はさらに写真と映像への情熱を深めることができました。 除隊後、安定した電気技師の道ではなく、写真と映像の道を選び、24歳で専攻を映像学科に変更し、専門的な学びを深めました。卒業後、さらに広い世界を経験したいと思い日本に渡り、大阪でさまざまな映像と写真のプロジェクトに取り組みながら実務経験を積みました。その過程で、日本語の勉強を手伝ってくれた現在の日本人の彼女と出会い、彼女の地元の飯田市に移住し、地域を拠点とした写真、映像制作活動を続けています。